5度目の香港・3日目
2月4日
マラソンに備え、酒抜きで就寝した為なのか、
午前6時には目が覚めてしまった(日本時間で午前7時ですね)。
となれば、あさげに出掛けるしかない。
まずは宿泊先の銅鑼灣の南側にある、
ガイドブックには今まで掲載されてなかった街、大坑(タイハン)へ。
目当てのサンドイッチ屋、大坑「炳記」が旧正月で休みだった為、
大坑「康記粥店」にて肉ピータン粥。
無駄のない美味さ。
店員や他の客に「お前、どこでこの店知ったんだ?」、
というような顔をされながら食す。
タクシードライバーがひっきりなしに訪れ、
朝飯をテイクアウトで買い込んでいた。
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当然ハシゴします。
二軒目は灣仔の有名店「金鳳茶餐廳」にて朝食セット。
この店は毎度訪れております。
マカロニ、目玉焼、パイナップルパン(日本でいうメロンパン)、ミルクティー。
パンは持ち帰りにした。
マカロニは決して美味いとは言えないけど、何か良いのです。
スープはちょっと味が薄いんだけど、ハムの塩っ気で食べる感じ。
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ホテルに一旦戻り、風呂を浴びてまた出掛ける。
今日は香港在住の日本人の友人と飯。
香港を代表するレストランに向かう。
中環「"金庸"記酒家」(一文字目は金へんに庸)。今年で創業70年。
5度目の香港で、ようやくこの店に来ることが出来た。
店を代表する一品、ピータンと甘酢生姜。
こんなに美味いピータン、食べたことがない。
ピータン嫌いの人もこれを食べれば必ず意識が変わるはず。
甘酢生姜も絶品。半個で約¥110。
漬けてから28日目に提供される、とのこと。
これも店を代表する一品、ガチョウのロースト。
通称「空飛ぶガチョウ」。
一羽買いしてお土産に持って帰る東南アジア人が多いことからこの名前が。
もう何も言葉が出てこない。
海老のXO醤炒め。貪り食う。
メニューにはないのだが、「普通の五目焼きそば」も頼む。
名店の普通って、何と素晴らしいことなのでしょう!
ピータンがあまりに美味しかったので、折角だからとピータン粥も。
その素晴らしさはやはり約束されていた。
贅を尽くした一品、非常に手の込んだ使った一品から、
100円ちょっとで食べられるピータン、
300円くらいで食べられる粥まで、
とにかく価格帯が幅広く、ニーズに応じた楽しみ方が出来る、
非常に懐の深いお店でした。
そりゃ客が絶えないわけだ。
ちなみにここはお弁当も売ってます。
ガチョウのロースト弁当、38HKD(=¥380)。
http://www.yungkee.com.hk/whatsnew/whatsnew-j.html
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その後は楽器屋を覗いたり、
香港らしさが前面に出たブランド「G.O.D.」で買い物したりしつつ、
日本からやってくる友を待つ。
午後6時半、いとうせいこう先生、キャプスト永友くんと合流@銅鑼灣。
行こうとした店の予約が取れず、
まあぶらぶらしますかと銅鑼灣から天后方面に歩き、
飛び込みで天后「發記飯店」という食堂に入る。
ここが大当たりだった。
芥蘭とベーコン、腸詰の炒め物。
香港で芥蘭の美味さを覚えて以来、日本でも芥蘭炒めを好んで食べたが、
やはり本場はレベルが違う。
中華アンチョビ風味の鶏・茄子と豆腐の鍋焼。
鶏と魚の旨味が混ざり、複雑だけどちゃんと味が混ざっている。
お次は麻婆豆腐。
この店は潮州料理がベースらしいので、辛さは殆ど無し。
〆はかた焼きそば 。
全品ハズレ無し!呑んで喰って一人100HKD(=¥1000)。
どういうこった。
店を出る直前になって、
常連さんがこぞってこれを頼んでいることに気付いた。
これが飛ぶ様に売れていたのである。
メニューには、こう記されていた。
「韮菜豬紅」。
どうやら豚の血を固めたものらしい。
次回、香港を訪れる際の課題が出来た。
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折角なので、スイーツも皆で頂くことに。
初日の夜に訪れた天后「甜姨姨」が近所だったので、全員でハシゴ。
ボクは苺の豆腐花を頂いた。
豆腐花の詳細はこちら→ http://t.co/iIuiEj31
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せいこう先生と永友くんはホテルで部屋呑みしたらしいが、
ボクは明日のマラソン、4時半起床に備え自分の部屋に戻り、
準備を済ませ、早めに床についた。