とある契約 / 大衆酒場大学・11月の授業:2コマ目


11月17日


火曜日に、また雨。野球が中止。

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午後、茅場町へ赴く。
シンバルメーカー「Zildjian」社とエンドース契約を結ぶ。


今までは、良い音ながらもシンバルの価格レートに対して比較的安いメーカーのものを使用していたのだが、
ここのところのライヴの本数の多さに悲鳴をアゲていたのか、
割れる頻度が急激に早くなって来ていた。
一番最後に買った18インチのクラッシュシンバルは、
わずかライヴ3本で思いっきりひびが入っていた…。
¥27,000のシンバルが3本のライヴでパー。
商売あがったり、だ。


なので、現在、たまたま中古で購入し、今のところ半年以上健在な使用中のライドシンバルのメーカー、
「Zildjian」社と交渉に向かうことにした。


エンドース契約、といったって、
プロスポーツ選手の様に何でも無料で貰える訳ではない。
だが、全て半額で購入出来ることになるので、貧乏バンドマンにとって、本当に有難い。


で、「Zildjian」が茅場町にあることに、ちょっとビックリ。
渋いね〜、と思った。

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で、せっかく茅場町に来たってんだから、授業を受けない手はない、17時。


茅場町にある念願の呑み屋へ、足を運ぶ。

ただの車庫にしか見えないだろうが、レッキとした大衆立ち呑み屋「ニューカヤバ」である。


殆どが、セルフサービスの店。

焼酎も何と自動販売機。
¥100を入れれば、シングル分の焼酎がコップに注がれる。
雨で冷えた身体を内から暖める為、白波をお湯割りで頂く。


アテはおでん¥300、焼き鳥¥100、つくね¥100を購入。
写真を見てもらえば判る様に、串ものは生で出て来た。ということは…



当然、焼き鳥も自分で焼く(笑)。
下北沢「椿」の主人の仕事っぷりを思い出しながら、焼く。
焼けるまで結構時間がかかるのだが、中々上手く焼けた。
焼酎二杯とおでんと串二本で、何と¥700(笑)。


恐らく、仕事を終えた近所の株屋のオッサン達が、ゾロゾロ入って来たところを尻目に、次の店へ。
まだ、17時半過ぎだったけど(笑)

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二軒目は八丁堀「maru」。
B1出口を出たすぐのところに、店を構える。
「ニューカヤバ」とは比べ物にならない程、しゃれおつ。

ワインを数多く揃える酒屋「宮田屋」の奥に、立ち呑みスペースがある。
二階・三階も座れるワインバーになっている。


一応、写真撮影禁止、とのことだったので、写真は撮ってないが、
生牡蠣¥250と牡蛎のムニエル¥390を、芋お湯割り¥300でやっつける。
そして何しろ、この店で働く女性店員さんたちの美人度の高さといったら。
「もう滅茶苦茶美人揃いだから」と噂には聞いていたのだが、もう半端なかった(笑)。

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19時過ぎにはもう帰宅していた。
風呂入って目を覚まし、また帰宅して事務仕事。