大衆酒場大学の授業・1月編、その2


1月16日


MOBYくん!!小岩がヤバいらしいから、一緒に攻めようよ!!」と誘われ、敷島親方と小岩へ。

小岩は、総武線沿線では東京都内の一番東側にある駅で、
隣は江戸川を挟んで市川、そしてボクの実家の本八幡という案配だ。
散々乗った総武線だが、用事が無かった為か、小岩駅に降りたことがあるのは殆どなかった。


初代若乃花と共に「栃・若時代」を築き、相撲協会理事長も務めた、
第44代横綱栃錦が雲竜型の土俵入りで迎えてくれた。

(オロナミンCの空き瓶を置くのはやめましょう!!)

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まずは素面で歩けるうちに(笑)、駅から遠いとこに行っとこう、ということで、
西小岩にある「アベちゃん」へ。

これでもか、というくらいの昭和感漂う店の雰囲気に圧倒され、
ぶっきらぼう」と「人なつっこさ」をを交互に見せる(現代的にいえば「ツンデレ」か(笑))、
白髪短髪になった松鶴家千とせ師匠に似たルックスの主人のペースに引き込まれる。


まずは、「ハイカレント」(¥400)という酒を一杯。

恐らく、焼酎にライムのシロップを混ぜたものを炭酸で割ったものだと思われる。
これは酔いが早く回りそうだ、と判断し、ペースを抑えめにする。
ちなみに、ビールはここから「てめぇでお願いしま〜す」。


串焼きも頼む(すべて1本¥90!!)。

「換気扇が小さくてゴメンな〜」と、
串の注文が入るごとに煙が充満してしまう店内(笑)。主人がデカい団扇で人力で換気する(笑)。
と、そこに丁度肉屋から子袋が配達されて来た。
早速湯がいてもらい、刺身を頂く。
これが絶品だった。

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まだまだハシゴしなきゃイカン、ということで、2軒目へ。
駅前の人気店「大竹」へ。

ガツ刺とカシラ塩を、熱燗でやっつける。

このころから、若干記憶が曖昧になってくる(笑)。
でも、名物の煮込みに卵をのせた隠しメニュー「玉入り」は、味がドンピシャであった。
ちょっと徳島ラーメンっぽさも感じる。
これだけでもまた食べに行きたい。

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で、敷島さんが家族ぐるみでお世話になっている寿司屋さんに立寄り、
ワサビ強めの「鉄砲巻き」を酔い覚ましに頂いてから、
敷島さんが現役時代から贔屓にしていた中華料理屋「福福」へ。

餡がキメ細かく、ペースト状になっている餃子、
そしてシンプルなタンメンとニラそば。
もう完敗である(笑)。

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実家の近所に、こんなディープな呑み屋がひしめき合っていたことを今更知ったことにちょっと後悔しつつも、
また是非訪れたいと思いながら、安全策をとって寝過ごさない様に、
笹塚終点の都営新宿線まで移動して、無事に帰宅(笑)。