5度目の香港・1日目


2月2日


CHAMP RECORDSは1/31から2月中旬まで完全休暇。
その間を利用して、1年4ヶ月振りに香港へ。
主な目的は、香港マラソン出場、初のフルマラソンを走る為である。


今回は羽田空港発着。
国際線ターミナルは出来たばかりで物凄く綺麗。


出発前に腹ごしらえ。

野沢龍雲寺の名店、そして今や世界に股をかける店「せたが屋」の支店があった。



おー!何と空港でホッピーが呑めるとは!
しばらく呑めなくなるのでしっかりと味わう。
ラソンの為に前日、前々日と休肝した為か、余計にしみる。



せたが屋」のデフォも久し振りに食べる。
本店とあまり変わらない、ぶれない味。

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今回はキャセイ・パシフィックを利用。
ちょっと憧れていたキャセイに初搭乗。


空港で明日の午前中まで必要最低限分を両替。
それでも、¥10000=945HKD。
2010年8月の時点では、レートの良い店でも¥10000=910HKDだった。
ここ数年の円高の凄まじさを目の当たりにする。

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4時間半のフライトを経て、5度目の香港上陸。


路線バスに乗り40分。
ラソンコースと同じ道を走るので、下見も兼ねる。
工場地帯を抜け、前回と同じ銅鑼灣のホテルへ。


さあ、飯だ。
今回のメシ場選びの強い味方は、この二冊。

香港女子的裏グルメ ―たった500円で大満足!

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香港 路地的 裏グルメ: 香港食の一番人気ブログ、おかわり

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いやー、この本が凄い。
ガイドブックに今まで全く紹介されなかった街も載っている。
著者の池上千恵さんのblogも参考にしつつ、
しらみつぶしな感じで赴くとする。


22時半だったのでメシ場は限られてくる。
だが、まだまだ宵の口。
開いてる店は沢山あります。
今回の香港一食目はこの店にした。


北角「小辣椒」
四川家庭料理の名店。
北角という下町の街柄に合わせているのか、
お高くとまっておらず、美味しい四川料理を安く提供している。



まずはこれを呑まなきゃ始まらない。
フィリピン産のビール「サンミゲル」
香港のビールか?と錯覚してしまうくらいに馴染んでいる。
あっさりすっきり、呑みやすい。
日曜のマラソン本番に向け、明日・明後日は休肝しなければならない為、
しっかり味わった。



担担麺。
日本で食べるそれとは見た目こそ似てるが、
スープのしくみが何だか根本的に違う。
なんだろう、隙というのか、ちょっと味のパーツが足りない部分もある。
だが他の旨味がそれを凌駕する。



麻婆豆腐。
激ウマ。
具に使われている搾菜の食感、花椒の刺激、
沖縄の島豆腐に似た、濃くてしっかりとした豆腐。
そしてじわじわ押し寄せる口や舌ではそれほど感じない辛さ。
ボクは辛い食べ物は大好きで、辛さにも比較的強い方である。
正直それほど辛くなかったのに、気付いたら汗だくだった。
店員さんが「白飯も欲しい?」とボクを見透かす様に聞いてきたので、勿論注文。

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今夜は珍しくスイーツ屋でも覗いてみる。

天后「甜姨姨」


ホテルに戻る道すがらにある天后という街は、
ここ数年でスイーツ天国になった模様。
深夜も空いてる店が多く、どこも賑わっている。
しかも、若い男女からおっさんまで、本当に老若男女があつまっている。
日本では考えられない光景。


甘いものがあまり得意ではないが、
ストロベリーとヤクルトを混ぜたシェイク、
そしてマンゴー「大合奏」という皿の中がマンゴーのお祭り的な一品を。


寒い東京から来たので、15℃前後の香港の夜はボクには暖かかったので、
冷たいものを何の躊躇いもなく頼んだが、
周りの地元の方々には何だか変な目で見られてました(笑)。
よく見ると、みんな湯気が出てる温かいスイーツを食べてた…。

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あー、香港にやってきたんだ、オレは。
ホテルでサンミゲルを呑みながら、寝落ち。