秋田キャンペーン / 大衆酒場大学・9月の授業：4コマ目

鶴との打ち上げを終え宿に戻り、
缶チューハイを呑みながら、MLB中継を観る。
イチローの200 x 10を見届ける。
左バッターが打った瞬間にセンター前シングルと判った時、
無駄に膨らんでゆっくりと走るその数秒間の恍惚。
イチローのその膨らみはいつみても美しい。
そして、凄すぎる。

起床後、秋田市内を5km走り、朝食を買いに「せきや」へ再び。

秋田に来たら、必ず行うのがキャンペーン。
ライヴバンドに優しい秋田のメディアの方々には、本当に頭が上がらない。
先ずは「海賊放送局」的な秋田コミュニティー放送へ。

30分近くたっぷり喋る。

秋田テレビでのコメント収録を経て、
FM秋田へ。

FM秋田でコメント収録と言えば、
コヤマ"1分コメント職人"シュウのの出番である。

60秒ジャストでコメントを収録するその仕事っぷりは、
最早「匠の技」とも言えるのだが、
ラジオでのオンエアの為、その凄さが伝わらないのである(笑)。
生放送のゲスト出演もさせて頂いた。

更に、ABS秋田放送(AM)でもコメント収録を行い、終了。

秋田から盛岡へ移動。
秋田キャンペーンからハシゴで盛岡キャンペーン。
FM岩手にてゲスト生出演。
地方のラジオ局は、我々にとっては身近で、本当に貴重なメディアである。

全てを終えて、渡辺祐センパイを介して親しくさせて頂いている、
盛岡在住の知人に、意外と知られていない盛岡の大衆酒場を案内して頂く。

一軒目は盛岡の銘酒「菊の司」の酒蔵の向かいにある、

通称「もっきりや」、いわゆる角打の「平興酒店」へ。

猫に出迎えられ、

自分の呑みたい物を選び、

女将さんに会計をしてもらい、

入学する。

緑エビスと魚肉ソーセージからスタートし、

お品書きを見てその安さに驚愕し、

100mlあたり￥100のコップ酒を熱燗で頼むと、

何とビーカーで出てきた！

二軒目はやきとり「菊水」へ。

レバたれよく焼き、なんこつ塩を頂く。
2軒終了時点で、一人アタマ￥1590(笑)。

三軒目は、一年振りのご無沙汰「とらや」へ。
女将さん、ボクのことを覚えてくれていた(笑)

塩辛、名物の湯豆腐をアテに、燗を。

で、〆は冷麺で。名店「盛楼閣」へ。

冷麺・辛味別盛￥900。
極太麺がイカした美味さ。
結局辛味を入れずに全部平らげてしまった。
季節によって替わるトッピングの果物が梨だったのも良かった。

結局4軒廻って￥3590、という破格の安さ。
盛岡の懐の深さを堪能。
こりゃまだまだ勉強し甲斐がありそうです、先生！