大衆酒場大学・5月の授業:5コマ目


5月31日


実は前日のリハと本番の間の長い長い待ち時間を目の当たりにし、
「新木場から30分かかんねぇし、行けんじゃん!!」
ということで、千葉マリンスタジアムに勝ち試合を観に行った。
で、この日も行く。連戦。
だが、返り討ちを喰らった。
大嶺は良い時と悪い時がはっきりし過ぎている。
修正する能力は、経験で培って行くことで身に付けるものだと思うので、
今後も頑張ってもらいたい。


で、仕方ないので、仲間と妬け酒を引っかけに、授業に出掛ける。

千葉マリンスタジアムの最寄り駅は、JR京葉線海浜幕張
だが、何かと便利なJR総武線と京成線が乗り入れている幕張本郷駅へも、バスが出ている。
で、今回は、京成線に乗ることにする。
「ぶらり途中下車」の始まり(笑)。


まず降りたのは、京成船橋
同行した先輩が「ここの塩ハラミがヤバいんだよ」ということで、
「きのした」に入る。


レモンサワー片手に、先ずは豚足。

プリップリなんてモンじゃない。ブリブリしている。
今まで食べた豚足の中で、一等美味い。


サラダも、タレの塩梅が丁度良い。
メシが幾らでも喰える感じ、といえば伝わるだろうか。


そして、塩ハラミ。
何とタレではなく、粉山椒で食べる。
これは確かに絶品だ。


他のメニューも間違いなく美味いのだろう、と思いながらも、
今日はまだまだ旅を続けなければならぬ、ということで、次へ向かう。


呑み屋のブラックホール地帯へ突入。

その中でも超ディープな立石は日曜定休が多いので通り過ぎ、
八広で降りる事にする。


レバ刺しの元祖、「丸好酒場」へ。

2年振り(リンク先はその時の日記)。
その時は、里崎ドカン・2007を観た後だった。
ピッチャーはシコースキー。現在頼れるチームメイト。


閉店間際だったが、快く入れてくれた。
でも、「ハイボールでいいでしょ!!」と強制的に焼酎ハイボールを(笑)。

ここのハイボールは、自家製炭酸が炭酸器から直接注がれるので、
氷が入っていない。つまりは量が多い。




そして、煮込み。
丁度良い、とは正にこの事、的な深みとコク。
店を切り盛りする女将の人ガラも加わって。



そして、ここが元祖、と言われているレバ刺し。
開店当初、どこの店も捨てていたレバを、いち早く刺身で出していたのだが、
みんな最初は見向きもしなかったらしい。
数年粘って、ちょっとずつ出る様になり、
それがやがて居酒屋の定番メニューになっていった、とのこと。
ニンニク醤油のタレで食べる。
肉厚で最高だ。



そしてもう一つの定番、ニラ玉。
味付けは、レバ刺しにも使われたニンニク醤油のタレ。
この店の全ての味付けは、このタレである。


30分ほどでお暇し、更に次の店へ。
ちょいと5〜6分歩いて、永井荷風「墨東綺譚」などでお馴染み、
旧赤線地帯である玉ノ井の名店、十一屋へ。


ハイボール・ダブル¥540は、1リットル弱のメガジョッキ(笑)。


そして、けとばし(=馬肉)の肉豆腐をやっつける。

濃厚な馬肉の味が、身体を突き抜ける。美味い。


で、メガジョッキにやられ、ちょっと風にあたらなきゃイカン、ということで、
一杯(といってもダブルですが(笑))で店を出る。


じゃあ、〆ましょうか、と浅草へ。

純レバ丼、そしてラーメンの名店「あづま」へ。
ボクはラーメンを頂きました。

下町感バリバリ。キッチリ〆た感で一杯。


いや〜、まだまだ勉強が必要であります。