札幌でキャンペーン / 大衆酒場大学・4月の授業:2コマ目


4月30日


まずは札幌へ。
人が沢山いる。
リリースも近いし、札幌を素通りするのも勿体ないので、
キャンペーンを敢行する。


先ずは我々SCOOBIE DOの第二の故郷、FMノースウェーブへ。
生放送で二宮ズが抱腹絶倒のトーク


その後はその二宮ズが、フライングポストマンプレスのインタビューに応じる。
この間、ナガイケ"ファンタジスタ"ジョーは札幌ステラプレイスに赴き、
お目当てのスイーツを購入していた(笑)。


で、次のアポまで若干の時間があるので、
リーダーご所望のスープカレーをシバキに、駅近くにある人気店「hiri hiri」へ。

全員で汗をダラダラ流しながら喰う。


最後は、6月20日に出演が決定したライヴを企画しているテレビ番組「夢チカ18」のインタビュー。
これも二宮ズが出演。


ボクは完全にジャーマネな一日でした(笑)。

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さて、旭川に到着したのが23時。
ボクは荷物をホテルの部屋に放り込み、小走りで授業を受けに赴いた。
授業が終わる、すなわちその店の閉店時間は24時。


良かった。まだ営業していた。

昭和21年開業の老舗「独酌三四郎」は、
太田和彦氏の著書「居酒屋道楽」にて「北海道髄一の名居酒屋」と評された名店である。

居酒屋道楽 (新潮文庫)

居酒屋道楽 (新潮文庫)


許された時間は1時間弱だが、
店内のゆるりとした時間の流れに、
せっかちなボクだが、何だがいつもより落ち着いた心持ちで呑み始めていた。

生ビールと創業以来変わらない突出しの煮豆で乾杯。
お品書きも何と薄いベニヤ板。
その文字を見ただけで間違いなく美味いであろうと確信したとりもつ煮込みと、
新もののフキの煮たものを注文する。


どちらも絶品である。


で、本当は北海道ならではの、
燗を直接火にかける「焼燗」で熱燗を頼みたかったのだが、
もう既に火は落としてしまったとのことなので、
「日本酒学講師認定証」を持っている女将にお勧めの日本酒を伺い、
「我が子のような酒です」と「風のささやき」を注いでくれた(写真を撮り忘れていた…)。


一見でも気さくに丁寧に接してくれた女将さん、
そして一見でもまるで常連の様な居心地の良さを与えてくれる店の雰囲気、
それはあたかも旭川という街の特徴なのではないか、という印象を受けた。
明日のライヴも楽しみになってきた。
そして、またこの店に、今度は焼燗を呑みに来たい、と思った。


まだまだ勉強が足りない、大衆酒場大学一年生のボクであります。