2月の旅・8日目(最終日)


2月11日


リハが早めの為、いつもよりやや早めの10時、
岡山を出発。
道中、石鎚山サービスエリアにて「おんまくラーメン(¥490)」を頂く。
(「おんまく」とは、今治弁で「一生懸命」「精一杯」とのこと)
恐らく豚骨と魚介でしっかり取られたスープに、スッキリ醤油味の一杯。
全国のサービスエリアの中でもかなりレベルの高い一杯であった。

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ハコに到着。
全国のライヴハウスの中でも有数の名物店長「アニキ」に色々といじられながら(笑)、
サクッとリハを終え、宿で一旦休憩。


ハコに戻る合間に、完全に時代が止まってしまっているうどん屋を発見してしまい、
仕方なく(笑)暖簾をくぐる。

老夫婦二人で営んでいる「池亀」は、
店の雰囲気も値段も昭和のままだった。


注文した玉子うどんは、バファリンよろしく「やさしさ」が詰まった一杯であった。


で、一仕事終えた老夫婦は、また仲睦まじくお話をしていた。

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9ヶ月振りの四国、そして松山。


それまでは、若干「おしとやかだな〜」という印象があった松山のオーディエンス。
だが、この夜は完全にぶっちゃけていた。
良い顔ばかりであった。
松山とオレ達が「確変」していく瞬間を見たような気がした。


また近いうちに必ず来ます。


THE NEATBEATS、地元のOutside dandy、sunmarine、nagare、
そしてサロンキティ、本当に有り難う。

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打上げを終え、
この行程も千秋楽を迎えたということで、
ちょいと一人呑みに行こうと、
太田和彦「居酒屋紀行」に掲載されている店舗の中で、
祝日の夜中にも営業している店を捜したところ、
オーセンティックなBar「IKEUCHI商店」が見つかったので、行ってみることにする。


店の前に来て、ちと待てよ、と思い浮かぶ。
「この店、7年前にKING BROTHERSのケイゾウくんと来たことあるわ!!」とフラッシュバック。
その時は当然飛び込みで訪れたのだが、我ながら渋い店をセレクトしたもんだ(笑)


アードベッグをストレートで舐める様にチビチビ呑みながら(金無いからね(笑))、
マスターと音楽や松山の話を。
で、その横で一人で呑んでいる、
恐らく夜のお店で働いているであろう、ボクと同い年くらいの女性による、
女性バーテンダーとの「女子更衣室トーク」が展開されていた。
店も広くないので、イヤでも耳に入って来てしまう。
なので、マスターと共に有難くご拝聴させて頂いた。
「いや〜、男なんて本当にヒヨッコなんですよ、いやホント」と心の中で終始恐縮(笑)。