ハコバンの夏、その他


8月22日


GOLDEN SESSION @ 代官山UNIT


7月〜9月は毎月、代官山UNITでライヴがある。
UNITのスタッフにも「出演回数は圧倒的にスクービーが一番だね」とのこと。
UNITがあるお陰で、代官山に来る用事が出来て嬉しい(笑)。


the ARROWSは、色んな人から「一緒に演った方が良いよ」と言われていた。
なるほど、この日のオーディエンスがずっと踊りまくっていた理由が、分かった。
オレ達も、オーディエンスと真夏の夜の「凛とした」セッションを楽しむことが出来た。


で、ライヴ中に、個人的に悲しい出来事がひとつ。
オーディエンスから見て、左側にあるシンバル。
これを「ライドシンバル」といいます。
昨年の春よりボクが使用していたライドシンバルは、
1960年代半ばの数年間だけ生産された、「Ludwig - PAISTE」という貴重なブツ。


ボクもタムとフロアを使用しているメーカー「Ludwig」社は、基本的にドラムセットを製造している会社で、
シンバルは基本的に製造してません。
だけど、1960年代前半よりリンゴ・スターがLudwigのドラムセットを使用して以来、Ludwig社のセットがバカ売れ。
で、当時シンバルもセットにしてドラムセット一式を販売していたらしく、
シンバルはシンバルメーカーのPAISTE社に委託して製造していたらしいのです。


そんな貴重なブツが、昨春ヤフオクで超格安で出ていたので、
ボクは「これは事実なのか!?」と思いながらも落札し、
(入札を争ったのが、知人のドラムチューナーと、もう一方がなんと「嵐を呼ぶ男共」の先輩、サンコンJr.氏だったことが後日判明(笑))
それ以来、ずっと使用していたのです。
その珍しさはこんなとこにも表れてました。


そんなライド君が、昨夜、一気に悲鳴を上げ、割れてしまったのです…。(右側中程の亀裂をご覧下さい)

これ位に亀裂が入ってしまったら、もう全然使い物にはなりません。
さようなら、ボクのLudwigちゃん…。


シンバルは、大事な楽器でもありながら、そして随分とお高い「消耗品」なのです。
ドラマーは、そんな何とも言えない「悲愴感」も、
「仕様がないねぇ」と苦笑いしながら今日もぶっ叩くので御座います。

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8月21日


野球。
高校時代、30℃超えの真夏の真っ昼間でも、それなりにプレイしていたことを思うと、
時の流れを感じでしまうくらいに、
滅茶苦茶、暑かった…。


夜は、GALLOWのリハ。


終了後、我がチームのエース、いしわたり淳治の誕生日を祝いに、下北沢でbonobos松井泉と合流。
我がチームで、何かイベントでもやろうぜ、と企む。
公私混同も、やるなら思いっきりやっちまった方が良い。

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8月20日


リハ。今日は朝練。
終了後、石狩から我々の機材が届いたので、引き取りに行く。


その後、タブゾンビに誘われ、nbsaチームのBBQ大会に合流。
夏の一日。