3度目のアメリカ・1日目


9月1日


アメリカ合衆国へ、一人旅に出掛ける。
1995年8〜9月に40日間程、一人旅をしていた以来だから、
実に18年振りか。
帰国後、ボクはSCOOBIE DOに加入した。

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お昼過ぎ、自宅を出発。
パスポートも持ったし、
以前はなかった「ESTA」も事前に申請済。
ホテルも全て「Expedia」で手配した。


スカイライナーで成田へ。


United Airlinesに乗るのは初めて。


日本最後のメシは、質素にキメました。


New York近郊にあるNewark空港直行、12時間のフライト。

機内食を食べ、
しこたまビールを飲んだにも拘わらず、
眠気よりも興奮が勝ってしまったのか、
結局1時間しか睡眠出来ず、映画を結局4本も観てしまい、
(「42」ゴーストバスターズ」「探偵はBARにいる2」「メジャーリーグ」)
Newark空港到着。
シャトルバスのチケット売り場にて、
黒人のお姉ちゃんに「あんたその髪どうしたの!?」と聞かれる。
「両親のどちらかがブラックなの?」
「いえ、パーマです。黒人音楽をリスペクトしてるので」
「That's Cool!!」と好評を得る。




シャトルバスに乗りGrand Central Stationへ。
そのあとはタクシーに乗って宿へ。
自宅を出てから18時間、現地時間9/1(日)18時頃に到着。


「The Bowery House」というホテルに宿泊。
ユースホステルと日本のカプセルホテルを足して2で割った様な。
ニューヨークはホテル代が日本の比ではないくらいに高く、
且つシングルルームという概念がない。
一人で泊まろうとツイン料金を払わなければならない。
だがこのホテルは圧倒的に狭いものの、
形式上はシングル確保、というこちらの希望に添った部屋である。
WIFIフリー、風呂トイレ共同。冷蔵庫なし。
天井は吹き抜けで全部屋が筒抜け。
なのでタオルと共に耳栓も置いてあった。
1泊¥8~9000。

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荷物を置いて、出掛ける。
ホテルのすぐ近くに狙っていたメシ屋があったので、先ずはそこへ。
「Cafe Habana」にて、メキシカン焼きトウモロコシ$3.50。



チーズとパプリカがかかった焼きトウモロコシ。
まあ日本人にはこんな料理を発想することすら出来ないが、
滅茶苦茶美味かった。


ワシントン・スクエア周辺にあるロックの名所を通り過ぎつつ、
目的地へ向かう。
「THE BITTER END」

Donny Hathaway「LIVE」、Curtis Mayfield「Curtis Live!」が収録されたハコ。


「Cafe Wha?」

Bob Dylanが若い頃、ここで幾度となくライヴを演ったハコ。


到着したのは「Blue Note」。

運の良いことに、何とこの日はRoy Ayers!!


ビッグネームを$20(と飲み代)で観ることが出来た。


晩飯は近くのタイ料理屋で。
「BOYD」にてグリーンカレー




ビールとタイカレー、チップを入れて$20弱だったか。
味は文句なし。


18年振りのニューヨークは圧倒的に治安が良くなっていて、
夜の街もエリアさえ間違えなければ一人でも歩けることを確認。
伊藤園の麦茶が売ってたので買ってみたのだが、
$2.50と予想外の高さにビックリしながらホテルに戻る。
そういえば、後日街中を「おーい、お茶」のトラックが何台も走っていることに気付く。
伊藤園は今ニューヨークで仕掛けているのか。


ああ、ボクはアメリカにやってきた。