3年連続、3度目の出場

COUNTDOWN JAPAN 09/10

我々がCHAMP RECORDSを立ち上げて以前と状況が変わったことのひとつは、
「フェス」への出演が増えたこと、である。
その中で、何より劇的に変わったことといえば、
「rockin'on」社主催のフェスに出演が可能になったことだ。
3年前、このフェスに初めて出演が叶った時、
「我々はきちんと現在進行形の"ロックバンド"なんだ」ということを、
ちょっとだけ確認することが出来た、という嬉しさを感じた。
2009年は夏の「ROCK IN JAPAN FES.」にも初めて出演することが出来たし、
3年連続となった今回も、その喜びは変わらない。
特に、我々のような「自転車操業」的なバンドにとっては、本当に貴重な場である。

このイヴェントの為に貯金して、忙しいであろう年末にしっかり休みを取って、
それこそ一生懸命になって観に来てくれる本当に沢山のオーディエンス。
多くのオーディエンスの前で良いパフォーマンスをデリヴァリー出来れば、
また別のライヴにも来てもらえるかもしれない、
という色んなチャンスがそこかしこに転がっている現場でもある。

与えられた時間を精一杯使おう、とメンバー一同、身を引き締めて幕張に向かう。

- - - - -

というわけで、元旦。
午前0時0分。
高速道路は殊の外ガラガラで、
我々は幕張メッセの機材搬入口に到着した瞬間に、2010年を迎えた。
35分で着いてしまった(笑)。

バックヤードに着くと、ステージを終えたミュージシャンが楽しそうに呑んでいる。
こっちは終わるまで呑めないが、何とかテンションを合わせつつ(笑・別に無理してる訳ではありませんから!!)、
談笑する。
早速、スペシャに縁のあるミュージシャン同士(JxJx、ROY、やっつん)で一枚パチり。

実はSCOOBIE DOと演が深い、MINMIにも久し振りに会ったり。

午前4時10分、大トリとしてSCOOBIE DOがCOSMO STAGEを任される。
名誉なことだ。
2009年にあった喜びも悲しみも、すべて音にして鳴らした。
眠気とも戦いながら、踊りに騒ぎに歌いに来てくれた5000人を遥かに超えるオーディエンスの皆さんの、
2010年の景気付けになれば本望である。