生誕の地、巡礼(ウソ) / ライヴハウスが、街に根付いているから


11月12日


広島から、中国自動車道を庄原ICで降りて、そこから下道、国道183号線をひた走る。
見事なまでの「ふるさと」然とした風景。紅葉も見事。
だが、まさかこんなところに、こんな店があるとは夢にも思わず。

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怒髪天 presents デリバリーブラッサム」@米子BELIER


ハコに着くなり、超豪華なケータリングが待っていた。


松江市にある古式出雲そばの名店日本一大名陣の店主にしてお座敷ライヴのブッキングも掛け持っている新宮氏が、
そばとシジミ汁、シジミのチラシ寿司を我々に振る舞ってくれたのである。

貪るバンドマンたち。


ちょいとハコに到着するのが遅かったmonobright
ドラムの瀧谷くんは、リュックも降ろさずかっ込む。

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5年もの年月を空けてしまっていた昨年7月の米子BELIER以来、
今年の5月のツアーを経て、まさかの年二回の米子でのライブ。
本当に嬉しい。
そして、来る度にその盛り上がりがデカくなっているのが手に取る様に感じられた、フロアの熱狂。


これからも間違いなくコンスタントに来ることになるだろう。
その時は、またどっかんどっかんやりたい。

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そういえば本番前、米子BELIERというハコは、本当に街に根付いている、と感動したことがあった。


何と、中学生が「職業体験」としてBELIERでお手伝いをしていたのだ。
学校からは、普通「行ってはいけません」と教えられるであろう、ライヴハウス
このことは、BELIERというハコが、
米子という街からその存在を認められ、街の一部として溶け込んでいる、ということがよく判る。
そんなハコには、ちゃんと「ハコの客」が付いているのであろう。
贔屓にしてしまうのは、そりゃもう当然である。