立石へ


10月15日


今日はOFFにする。
知り合いから「もう兎に角やばい街だから」との話を聞いて、
午後2時過ぎ、ひとり京成線立石駅に到着。

下町然とした、下町。



勿論、浅草ほどではないけれど、「仲見世」もある。



街の食堂には、ユニークなメニューも豊富だ。
「トバ一郎」「明日喰わずにコンニャク煮」「ピッグりしたなモー、チキンと作れ」
きっと楽しい街に違いない。


で、立石といえばここ、というべきもつ焼き屋、「宇ち多゛」へ。

午後2時半に着いたものの、
午後2時開店のこの店は、既に赤ら顔のオッサン達で超満員。
しかも、長蛇の列。
結局15分くらい並んで、中へ。


まずは焼酎梅割り、¥180。
25度の生の焼酎(ストレート)に、梅シロップのようなものを店の兄ちゃんが入れてくれる。
これは確実に酔っぱらう。
店の決まりで、一人5杯までしか呑めないらしい。
それ以上呑むと、危険らしいので(笑)。
ボクなんか、一杯目からクラックラである。


で、ここの名物の一つ、「ツル」たれ。
「ツル」とは、いわゆる豚の男性の大事なとこですな。
これが肉厚で美味い。


でもう一つの名物、煮込み。
「ハツモト(心臓廻りの大動脈)」と「フワ(肺)」も入れてもらう。
よく漬かっている上に、塩っ気などで味を誤摩化していない。
こりゃ美味い。


それから、「テッポウ(直腸)」のボイルしたもの(通称「なま」)、「レバなま(刺)」、「ハツ塩」を頂く。
特にテッポウは、素晴らしかった。


焼酎梅割りを二杯飲んで、既にクラックラして来る。
こいつぁ危険だ、っちゅうことで、3時半頃、お勘定。¥1080(やっすー!!)。


だが、その「宇ち多゛」の向かいには、
立石のもう一つの老舗、立喰い寿司「栄寿司」がある。
寿司は、江戸時代は「ファストフード」だったことを今に伝える店。
ここにも行かなきゃならん!!ということで、入る。
オッサン達が全員横並びで、立って寿司をやっつけている。


基本、一貫¥100から。
4品×2カンを軽くやっつけて、帰る。
ネタもどれも美味かった。

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いや〜しかし、ヤバい街です、立石。
安居酒屋、B級グルメの宝庫である。
まだ、攻めるべき店はいくつもあるので、また今度来てみよう。


しっかし、昼過ぎから飲めるのは、非常に幸せである。
と同時に、こんなことを毎日やっていては、
明らかにダメ人間に成っちまう、ということも自覚する。