妙な磁場、両国

MOBY2007-05-14



5月14日


「レーベル設立祝いに、呑みに行こう」
錦島親方 a.k.a. 敷島さんにそう誘われ、両国国技館へ。
大相撲夏場所二日目を観に行く。
「相撲を観てみたい」と言っていた、向井秀徳、そしてZAZEN BOYSの面々と一緒に。


大相撲は二回目。
二年前、これも敷島さんのご好意で、両親とともに観戦に行った。


ひとつひとつ、キチンと「儀式」を執り行う姿、
そしてそれぞれが細かな役割に徹する仕事のきめ細やかさに、感銘を受ける。


弓取り式が終わり、敷島さんが、一軒目を案内してくれる。
我々が向かった先は何と!!
親方が在籍している「陸奥部屋」!!
そう、モノホンのチャンコを頂くことに。
緊張、である。


想像を絶する美味さである。
何だか、模範解答な鍋なのだ。
強くなれる味。
食べることも「稽古」である意味が、よく解る。


若い衆が数人、我々の側について、
「おかわりは如何すか?」と丁寧に伺ってくれる。
緊張と恐縮の連続である。
でも、何杯でも喰えるので、よそってもらう。
向井氏は、厨房の様子がどうやら気になっていたらしい。


緊張した面持ちの吉田一郎


親方、ごっつぁんです!!


鱈腹ご馳走になり、お暇する。
敷島さん、そしてZAZEN一行と次の店で呑もうと外に出たら、
外には何と(「何故か」の方が正しいのかな)、アジカン後藤くん、ELLEGARDEN細美くんの二人組が。
彼等も国技館に観に来ていたらしく、
その後チャンコの名店「川崎」で食べた後、
我々と正にバッタリ会ったのである。
両国という土地の磁場の威力を思い知る。
そのまま二人も一緒に、呑みに行く。


結局終電近くまで呑む。