妙な磁場、両国
5月14日
「レーベル設立祝いに、呑みに行こう」
錦島親方 a.k.a. 敷島さんにそう誘われ、両国国技館へ。
大相撲夏場所二日目を観に行く。
「相撲を観てみたい」と言っていた、向井秀徳、そしてZAZEN BOYSの面々と一緒に。
大相撲は二回目。
二年前、これも敷島さんのご好意で、両親とともに観戦に行った。
ひとつひとつ、キチンと「儀式」を執り行う姿、
そしてそれぞれが細かな役割に徹する仕事のきめ細やかさに、感銘を受ける。
弓取り式が終わり、敷島さんが、一軒目を案内してくれる。
我々が向かった先は何と!!
親方が在籍している「陸奥部屋」!!
そう、モノホンのチャンコを頂くことに。
緊張、である。
想像を絶する美味さである。
何だか、模範解答な鍋なのだ。
強くなれる味。
食べることも「稽古」である意味が、よく解る。
若い衆が数人、我々の側について、
「おかわりは如何すか?」と丁寧に伺ってくれる。
緊張と恐縮の連続である。
でも、何杯でも喰えるので、よそってもらう。
向井氏は、厨房の様子がどうやら気になっていたらしい。
緊張した面持ちの吉田一郎
鱈腹ご馳走になり、お暇する。
敷島さん、そしてZAZEN一行と次の店で呑もうと外に出たら、
外には何と(「何故か」の方が正しいのかな)、アジカン後藤くん、ELLEGARDEN細美くんの二人組が。
彼等も国技館に観に来ていたらしく、
その後チャンコの名店「川崎」で食べた後、
我々と正にバッタリ会ったのである。
両国という土地の磁場の威力を思い知る。
そのまま二人も一緒に、呑みに行く。
結局終電近くまで呑む。