11度目の香港・初日 / 香港航空ビジネスクラスの旅・行き


8月7日


2006年に初めて香港を訪れてからというもの、
すっかり香港にハマってしまい年1ペースで通い続けて早10年。
blogやSNSで勝手気ままに書き続け、
たまにメディアなどで好き勝手なことを喋っていたら、
今年の春になんと香港政府観光局から「超級香港迷(スーパーホンコンマイ)」、
つまりは香港ファン代表の一人として公認して頂き、
ラジオ番組にてグルメレポーターとして香港グルメを紹介したり、
http://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/2nd/gourmet/moby-3.html
http://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/2nd/gourmet/post-835.html
http://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/2nd/gourmet/post-840.html
http://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/2nd/gourmet/post-845.html
HPなどでも香港旅行の楽しさを指南する、
http://news.mynavi.jp/kikaku/2016/05/27/001/
という非常に有り難いお仕事を承るようになりました。


さてそんな矢先、香港の航空会社である香港航空さんから、
「香港好きのMOBYさんに、是非香港航空にご搭乗頂きレポートして欲しい」、
との依頼を頂戴しまして。


香港航空
http://www.hongkongairlines.com/ja_JP/homepage


香港航空に乗って、機内をレポートする…、
…それって行き先は香港…!!!???
二つ返事で「やりますやります!!」とお返事させて頂いた。



成田空港15:55発ということで14時成田空港第2ターミナルに到着しチェックイン。



列に並んでいると既に広東語が聞こえてきて、
おお、旅はもう始まっているな〜、と心躍り始めます。
荷物を預ける際にグランドスタッフの方から、耳を疑うような一言が。
「今回、お席はビジネスクラスでご用意しております」と…。
マジすか!!!
普通にエコノミーを案内されると思っていました。
これはレポートし甲斐があるぞ、と心弾ませ搭乗ゲートへ。

成田空港は手荷物検査にもビジネスクラス以上の搭乗者には優先レーンがあり、
ここから既にビジネスクラスの恩恵が始まっているのです。



搭乗ゲート、この日は97番。
ちょっと離れたターミナルなんですが、

このエリアには何と最近「吉野家」が出来て、
しかも世界で唯一、吉野家の「ラーメン」が食べられる店舗なのであります。
豚骨、牛骨、酸辣湯の3種類がありますが、
そりゃ「吉野家」だから牛骨を頂く事にします。

牛骨ラーメン¥1,000
スープを啜ったら「あ、吉野家だ」と思わず呟いてしまいました。
いわゆる中華麺に牛丼のつゆの風味で構築されているスープ、ちょっとラー油が載り、
何とも吉野家らしいとしか言えない一杯。
でも余り食べ過ぎると折角のビジネスクラスでの旅が楽しめないから程ほどに。



白をベースに赤と黄色のラインが鮮やかな香港航空の機体を発見。
搭乗開始とともに優先レーンから機内へ。
今回のフライトはAirbus A330-200だそうです。
香港航空は機材の平均使用期間は3.5年、常に新しい機材を使っているとのこと。



ちなみにLCCではありません!
エコノミークラスでも20kg、
ビジネスクラスなら30kgまでの手荷物を無料で預けることが出来ます!







おお、いかにも香港っぽい赤なシートに「福」のデザイン。
しかも足が伸ばせる!
読書灯もお洒落、そしてACとUSBの電源プラグもあります。
シートに座ると直ぐにCAさんから飲み物のサービス。

嬉しさを隠す余り、ドヤ顔になってしまった著者近影。



リクライニングも細かく調整出来ます。
ベルト着用サインが消えたと同時に、とりあえずボタン押しちゃいますよね、
フルフラットに…。



程なくして機内食サービスが。
前菜・メイン・デザートと3回に分かれて出てきます。
メインは3種類の中から選びます。
この日はローストビーフ、チキン蒲焼き、揚げ出し豆腐の3種で、
ボクはチキン蒲焼きをセレクト。

前菜(ホタテ串焼・赤魚西京焼・茄子味噌・茶蕎麦)から何だかお洒落。
香港を象徴する花であるバウヒニアの模様がお皿に描かれていて、
見た目も味も非常に好好味(ホウホウメイ=とても美味しい)!

メインも女性にジャスト、男性にとっても決して物足りなさを感じない、
丁度良いサイズ、そして丁度良いお味!


日本人が海外の航空会社の飛行機に乗ると先ずビックリするのが、
CAさん達の適当っぷり。
先日のアメリカ旅行でも、まあ良い感じで適当でした(笑)。
ところがどっこい香港航空のCAさんは常に笑顔、
そしてお客さん一人一人をいつも気にされている様子。
お世辞抜きで「ホスピタリティ溢れる」という言葉がドンピシャでした。


映画や音楽などのエンターテインメントサービスもありましたが、
フルフラットを存分に味わいたかったボクは速攻寝てしまい、

気付いたらベルト着用サインが出て程なくして香港空港に着陸。
もっとこの飛行機に乗っていたい、そんな気分な4時間半のフライトでした。

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日本で流れているものが広東語に翻訳されただけのCMを観ながら入国審査を待ち、

いつものバスA11で銅鑼湾にある定宿「Rosedale on the Park」へ。


ホテル到着が22時半、しかも日曜だったので開いてる店があまりなく、
確実に開いている店をセレクト、ということで2年振りの佐敦「新斗記」へ。

豆腐炒め、そして名物の豚の丸焼き。


ミシュラン掲載(星はないけど)、そしてデカ箱かつ年中無休で深夜2時まで営業。

「香港で困ったらここ行きゃ間違いなし」リストに加わりました。
23時過ぎからおばさん4〜50人が一気に入ってきて宴会も始まったり、
人気店でもありますので並ぶ可能性もあります。

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もうちょっと食べられそう、という腹具合で24時頃に店をあとにし、
ダメ元で24時閉店ということになっている近所の有名屋台グルメの店へ赴くと…。

おお!まだやってた!
ということで佐敦「十八座狗仔粉」にて「馳名狗仔粉」$22。

穴の開いてないマカロニ的で、超短いうどん的で、棒状すいとん的で、
ああ韓国のトッポギにも近いかも、でもまあどれでもない。
豚骨と干しエビがベースのニンニクが効いたスープに、
「子犬のしっぽ」に似ているからその名がついた、
米から作られた麺”狗仔粉(ガウジャイファン)”が良く煮込まれ、
形状は麺なんだけど味はお粥に近い、そんな一杯。
日本人にも合います。
ちなみにこの店もミシュラン掲載店!


初日はこのくらいで許しといてやるわ!ということでホテルに戻って爆睡。